北海道と本州の違い 豚汁編

食べ物の違いとは何なのでしょうか。
私が思うにそれは土地・地域の郷土文化を表している指標なのではないかと思います。
47都道府県で作っている野菜・穀類は同じでも品種の違いで味に違いが出る、地域特産品で一定地域でしか取れないもの多々あります。
地域の違いというものはその地域の性格と言っても過言ではありません。
 今回は豚汁を例に挙げ、北海道と本州の違いに注目したいと思います。
豚汁は本州では里芋、ニンジン、ゴボウ、豚肉などが具として入っています。
しかし、北海道ではジャガイモ、ニンジン、ゴボウ、豚肉が入ります。
コンニャクや白滝、ショウガなどは入れる人そうでない人がいるので今回は外しました。
決定的な違いが里芋を入れるのが本州の豚汁、ジャガイモを入れるのが北海道の豚汁です。
どうしてこのような違いがあるのでしょうか。
理由として考えられるのが里芋は寒さの影響を受けやすい、大規模の農業では里芋よりもジャガイモの方が利益率が高い、ジャガイモは里芋に比べて調理の際にした処理をする必要がない、ジャガイモは比較的多くの料理に応用ができることが挙げられるのではないでしょうか。